風の音

春夏秋冬 陛下ver.

※ コミックス派の方はネタばれ注意です!
  第71話後のとある日のお話です。
  短め・・・。

2015/08/31 ≪花嫁≫
春夏秋冬シリーズ 2

****** ▼ 追記記事 ▼ ******

この一年、いろんな事があった。
一年前はこんな風になるなんて想像もしていなかった。
まさかこの私が【本気で】誰かを花嫁にする日が来ようとは。

『臨時花嫁を雇います』と李順に言われて、目の前に現われたのは可愛い兎。
狼の裏にある小犬の顔を知られて、僕としては有難かった。
狼を怖がるかと思えば、小犬にはにこにこ近寄ってきて、君と紡いだいろんな出来事が頭を巡る。
何事にも一生懸命な君の事を知る度に、日々惹かれていく心をどうする事もできなくて。
容赦なく時は流れて。
いつにしようか迷っていた『終了(おわり)』の時、
決断した瞬間に僕の心は凍りついた。
一方では君のぬくもりを捜して、
もう一方ではこれでよかったんだと心に刻む。
あんな形で突き放した君の手を
もう一度取る事を君は受け入れてくれた。

一年後はどうなっているか分からないけど
僕の隣で
君がいつも
笑っていられるように

私は私の成すべき事をしよう

「これが“幸せ”というものだな・・・」
つぶやいた言葉は誰にも届かない。
書簡から目を離し、空を見上げれば雲ひとつない青空。

これから始まる君との日々。
春はまだ始まったばかり。

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