風の音

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幸せな日課

2015/10/08 ≪花嫁≫

※ LaLa11月号(第74話)のネタバレになります。
  コミックス派の方はご注意ください!

****** ▼ 追記記事 ▼ ******

朝、目覚めると隣には大切な人がいる。
規則正しい寝息を立てて、気持ち良さそうに寝ている。
僕はこれが夢や幻ではないという事を確かめるように、君を優しく抱きしめる。
君の温もりと香りを感じて安堵する。
いつまでもこうしていたいと、そっと目を閉じる。

*  *

朝、目覚めると隣には大切な人がいる。
寝顔を見ると何だか得した気分になる。
私はこれが夢や幻ではないという事を確かめるように、貴方にそっと近寄る。
貴方の温もりと香りを感じて安堵する。
先程より近くなった端正な顔立ちに見入ってしまう。

私のどこを好きになってくれたの?
いつから私の事を好きなのかしら?

そう思う時もあるけれど、今が幸せならいいか・・・とも思う。
今日もお天気が良いようで、窓から差し込む光がキラキラと輝いている。
どこかから鳥のさえずりが聞こえてくる。

陛下、まだ起きないかな・・・

しばらく陛下の顔をじーっと見ていたら、ふと思いついた事をしたくなった。

してもいいかな・・・
あーでも、はしたないかな・・・

迷いながらもそっと体をずらして、陛下のおでこに軽く口付けた。
陛下の顔を覗くと、まだ目を閉じている。
してしまった行為に身悶えながら、陛下の胸に顔を埋めるように元の位置に戻った。



愛する人からの可愛い行為に、このまま狸寝入りしていることは出来なくて、自然と体が動いていた。
夕鈴を寝台に仰向けにして、逃げられない様に自分の両手を彼女の顔の横に置く。
「!?」
「朝から積極的だね。お嫁さん♪」
「へーかっ!お・・・起きてたんですか!?」
夕鈴は顔を赤くしたり青くしたり忙しい。
そんな顔も可愛いくて、自然と自分の顔が緩むのが分かる。
「いつから起きてたんですか・・・?」
少し困った顔で、おそるおそる尋ねてくる。

夕鈴、上目遣いは反則だよ。

「んー、いつからかな?」
悪戯心に火がつく。
「!!最初からなんですね!?酷いです!」
「だって夕鈴があまりにも可愛くて」
正直な僕の意見に顔を真っ赤にした夕鈴。
動きが止まった隙を狙って、すかさず唇を奪う。
「っ///・・・んっ・・・!」
甘い口付けに酔いしれていると、夕鈴が逃げようとジタバタしているのに気がついて解放した。
「おはよう」
「・・・おはようございます」
挨拶をしてもう一度・・・と、顔を近づけると手で口を塞がれた。
ぐぐぐ・・・と押し戻される。
「・・・我が妃よ。この手は何だ?」
「おはようの口付けは先程致しました・・・の手です」

まだ足りないよ?

「ふむ。ではまだ二回目だな。どけてくれ」
「イヤです///じゃれてると時間なくなりますからっ。早く支度!朝議遅れますよっ」

さすが夕鈴。真面目だなあ。
でも、狼陛下でも怖がらなくなってきたかな・・・

そんな夕鈴の変化に嬉しさが増す。
「・・・わかった。続きは支度の後だな」
「陛下!」
「ははっ。冗談だ。君は眠かったらゆっくりしているといいよ」

お嫁さんとの他愛ない朝のやり取り。
今まで知らなった感情が湧いてくる。

明日も明後日も・・・ずっと・・・
こんな日が続くといい。



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*** COMMENT ***

黎夕の幸せ話は最高の活力源です!

Re: タイトルなし

タイフーン様へ

こんばんは。
幸せなお話、いいですよね( *´艸`)
楽しんで頂けたなら幸いです。



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